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双耳付壺

ふりがなそうじつきつぼ
管理番号ガ436-2196
地域イラン
時代エラム新王国時代末期
年代前8-7世紀
素材ガラス
大きさ高 11.7 cm
解説コア技法による、やや細い頸部の尖底瓶。肩部に紐通しをもつ小さな把手が貼付けられる。全面に非常に細い白色ガラスを細かな間隔で螺旋状に巻き付け、金属棒で引っ掻くことで綾杉文を作り出している。ガラスの風化が著しく、底部は破損。コアガラス技法で創作活動を行うガラス作家の松島巌氏によれば、頸部に見られる縦位の亀裂は風化によるものではなく、制作過程で起こった歪みに起因する可能性を指摘している。エラム新王国の所産と考えられ、伝アゼルバイジャン(イラン北西部)出土と伝えられる。
分類ガラス容器
キーワード青 あお, 白 しろ, 灰色 はいいろ
きれい, じょうひん, こまかい
西アジア, イラン, スーサ
鉄器時代, エラム王国, エラム新王国
ガラス
容器, 瓶, 把手・耳付容器, 耳
文様, 波線・ジグザグ, 縞, 羽状文
資料ID349

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