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円形切子碗

ふりがなえんけいきりこわん
管理番号ガ418-2089
地域イラク
時代サーサーン朝時代後期
年代5-7世紀
素材ガラス
大きさ径 12.0 cm
解説厚めにつくった器壁の表面に円形のカット装飾を密集するように並べ、亀甲状にしあげている。正倉院御物や、伝安閑天皇陵出土ガラス碗と同タイプの作品で、オリエントから東アジアにまたがる文物の交流を示す資料として貴重である。本作の断面を見ると琥珀色に見えるが、これは酸化マンガンを意図的に混入することで鉄イオンの発色を押さえているからである。正倉院蔵白瑠璃碗も同様の色調である。
分類ガラス容器
キーワード茶 ちゃ, 透明 とうめい
かわいい, ちいさい, はなやか
西アジア, イラク, イラン
ローマ・ビザンティン時代, サーサーン朝
ガラス
容器, 鉢・碗
文様, 円・楕円
資料ID329

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