Copyright (c) OKAYAMA ORIENT MUSEUM

/4

円形切子装飾碗

ふりがなえんけいきりこそうしょくわん
管理番号ガ418-2089
地域イラクまたはイラン
時代サーサーン朝時代後期
年代4-6世紀
素材ガラス
大きさ
解説厚めにつくった器壁の表面に円形のカット装飾を密集するように並べ、亀甲状にしあげている。正倉院御物や、伝安閑天皇陵出土ガラス碗と同タイプの作品で、オリエントから東アジアにまたがる文物の交流を示す資料として貴重である。本作の断面を見ると琥珀色に見えるが、これは酸化マンガンを意図的に混入することで鉄イオンの発色を押さえているからである。正倉院蔵白瑠璃碗も同様の色調である。
分類ガラス容器
キーワード灰 はい、透明 とうめい
かわいい、ちいさい
西アジア、イラク、西アジア、イラン
ガラス
容器、鉢・碗
文様、円・楕円

PageTop