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インダス式印章(一角獣)

ふりがないんだすしきいんしょう(いっかくじゅう)
管理番号印304-2739
地域パキスタン
時代インダス文明期
年代前2600-1900年頃
素材凍石
大きさ2.2×2.2 cm
解説インダス文明期の都市では、インダス式印章と呼ばれる四角い印章が使われた。印章の出現は周辺地域との交易・交流が活発になったことを示す。特にメソポタミア文明との交流は、重要であった。メソポタミアの粘土板文書にはインダス地域を示す言葉がたびたび記されている。インダス式印章には、さまざまな動物や植物が描かれることも特徴である。この印章に描かれているのは一角獣(ユニコーン)で、これまで出土した印章の、半数以上に描かれている。その背中の上には、インダス文字が刻まれている。この文字はいまだ解読されておらず、インダス文明の謎を深めている。
分類印章
キーワード白 しろ
ちいさい, かっこいい
南アジア, パキスタン, カッチー平野
青銅器時代, インダス文明期
石・鉱物, 凍石
印章・封泥, スタンプ印章
生き物, 聖獣, 一角獣, 文字
資料ID3192

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