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動物イトスギ文鍔付広口短頸壺

ふりがなどうぶつ・いとすぎもんつばつきひろくちたんけいつぼ
管理番号土195-2709
地域パキスタン
時代クッリ文化期
年代前2200-2000年頃
素材土器
大きさ高 38.4 cm
解説紀元前3千年紀後半、マクラーン海岸沿いに展開したクッリ文化の土器。単色の彩文土器が特徴的である。コブウシやヤギ、ヒョウなどの動物文の間にボダイジュが描かれている。この頃、インダス川平原部ではインダス文明が形成されており、ハラッパー文化と呼ばれる物質文化が各地の地方文化を取り込んでいく。しかし、この地域では本作に代表される独自の文化を維持していた。またこの地域はイラン南部とも交流があったことが彩文モチーフの共通性からうかがわれる。
分類土器
キーワード橙 だいだい, 黒 くろ
おおきい, こまかい
南アジア, パキスタン, バローチスターン
青銅器時代, 前期青銅器時代, 中期青銅器時代, インダス文明期, クッリ文化
粘土, 土器, テラコッタ
容器, 壺, 台・足付容器, 台
生き物, 四足動物, ウシ, コブウシ, ヤギ, 有角動物
植物, 樹木, イトスギ
資料ID3162

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