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青釉黒彩鉢

ふりがなせいゆうこくさいはち
管理番号陶347-2657
地域イラン中西部
時代イスラーム時代中期
年代12-13世紀
素材複合陶土
大きさ径 21.4 cm
解説青釉下に黒彩で幾何学文を施した鉢。本作は釉薬の全面が風化し、美しい虹色に輝いている。このような釉薬の風化を一般に「銀化」と呼ぶ。青釉銀化のイスラーム陶器は、大正時代のパリでは人気がなかった。一方、日本人の間では、東洋のやきものには見られない、虹色の輝きとして、おおいに珍重された。そのため、古美術商山中商会は安価で入手し、我が国へ大量に持ち込み、販売した。本作もそうしたなかの一つと考えられる。
分類陶器
キーワード青 あお, 緑 みどり, 金色 きんいろ, 黒 くろ
きれい, あざやか
西アジア, イラン, イラン中西部
イスラーム時代, イスラーム時代中期
粘土, 陶器, 複合陶土
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
文様, 円・楕円, 線
資料ID2589

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