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白地藍彩鳳凰文鉢

ふりがなしろじらんさいほうおうもんはち
管理番号陶310-2620
地域イラン
時代サファヴィー朝時代
年代17世紀後半
素材陶器
大きさ径 15.8 cm
解説明末清初の動乱期、景徳鎮窯は荒廃し、青花磁器の生産が滞った。需給の均衡が崩れる中、イランでは青花磁器の写しが数多く作られた。その品質は、オランダによってヨーロッパへ輸出されるほどだった。本作はやや後補が目立つものの、中国青花に比較的忠実な絵付けが施されている。大正末〜昭和初期、複数の類品が持ち込まれ、芸術家や実業家のコレクションに加えられた。なじみの薄い造形、見慣れない色彩のイスラーム陶器にあって、中国青花の写しは比較的理解しやすい美術品だったのである。
分類陶器
キーワード青 あお, 白 しろ
さわやか
西アジア, イラン
イスラーム時代, イスラーム時代後期, サファヴィー朝
粘土, 陶器, 複合陶土
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
生き物, 鳥, 鳳凰
資料ID2443

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