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赤像式スキュフォス

ふりがなせきぞうしきすきゅふぉす
管理番号土158-2490
地域イタリア南部、アプリア地方
時代古典時代
年代前4世紀中葉
素材土器
大きさ高 25.6 cm
解説全体に劣化・剥落が著しいが、一方の面には供物を入れる箱(キスタ)を手に岩に座る有翼の少年エロス(愛の神)、もう一方の面には、儀式用の大盃(パテラ)と環飾り(葉冠)を手にした女性が描かれる。紀元前4世紀後半、ギリシアが戦乱によって荒廃すると、赤像式陶器制作の中心地はギリシア、アッティカ地方から、ギリシア系植民都市のある南イタリアとシチリアへと移行していった。アプリアをはじめとする南イタリア製の赤像式陶器はアッティカ陶器を手本として発展したが、アッティカ陶器より装飾的で、豪華な表現を特徴とするものが多い。
分類土器
キーワード黒 くろ, 橙 だいだい
しんぴてき
ヨーロッパ, イタリア, イタリア南部, アプリア地方
鉄器時代, 古典時代
粘土, 土器, テラコッタ
容器, 杯, スキュフォス, 把手・耳付容器, 把手, 台・足付容器, 台
人物, 女性
神・精霊, ギリシア・ローマの神・精霊, エロス
資料ID2299

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