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多彩釉刻線兎文鉢

ふりがなたさいゆうこくせんうさぎもんばち
管理番号陶081-0289
地域シリア
時代アイユーブ朝時代
年代1200-1400年頃
素材陶器
大きさ径 28.2 cm
解説我が国で「ビザンチン三彩」と通称される、13-14世紀のシリアの多彩釉陶器です。いわゆる三彩陶器の釉薬は溶媒に鉛を用いた鉛釉です。焼成時に流れやすい鉛釉の特性を利用して、複数の色釉と透明釉を意図的に散らしているのがその特徴です。内面に施された化粧土搔き落としによる動物やトリなどの具象文は、メソポタミアやイランの多彩釉陶器には見られない特徴です。
分類陶器
キーワード白 しろ, 緑 みどり, 黄 き
きれい, あざやか
西アジア, 東地中海, シリア
ローマ・ビザンティン時代, ビザンティン時代
イスラーム時代, イスラーム時代中期, アイユーブ朝
粘土, 陶器
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
生き物, 四足動物, ウサギ
資料ID2047

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