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白釉藍彩鉢

ふりがなはくゆうらんさいはち
管理番号陶051-0094
地域メソポタミア、バスラ
時代アッバース朝時代
年代9世紀
素材陶器
大きさ径 19.3 cm
解説9世紀になるころ航海術が発達し、各地に運ばれた交易品に含まれていた唐末~五代の中国白磁はたいそう好まれ、メソポタミアでは数多くの倣製品が作られた。本作はそうした中の一つで、器形だけでなく畳付にまで白釉をかけわたす事で白磁を模したものである。焼成温度が低く割れやすい陶器の欠点を補うため、中国白磁には見られない藍色でオリエントの人々が好むデザインを描いている。
分類陶器
キーワード白 しろ, 青 あお, 紺 こん
やさしい, やわらかい
西アジア, イラク, イラク南部, メソポタミア, バスラ
イスラーム時代, イスラーム時代前期, アッバース朝
粘土, 陶器
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
植物, 文様, 幾何学
資料ID2014

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