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多彩釉刻線文大鉢

ふりがなたさいゆうこくせんもんおおばち
管理番号陶163-2093
地域イラン北東部
時代ガズナ朝-セルジューク朝時代
年代11世紀
素材陶器
大きさ
解説底部から口縁に向かってやや外反しながら立ち上がる器形の鉢。多彩釉陶器としてはかなり大型で国内最大のものである。釉下の化粧土にはパルメット文が線刻されている。緑釉と褐色釉は伏せ焼きされていることから色釉が大きく流れる。動きのある模様がもともと大型の鉢をさらに大きく見せているようだ。初期のイスラーム陶器の多くは胎土が弱く焼成時に器壁がたれてしまうことを防ぐため、伏せ焼きにされていた。
分類陶器
キーワード緑 みどり、白 しろ、黄 き
おおきい、はなやか
西アジア、イラン、北東部
粘土、陶器、粘土、土器
容器、鉢・碗、容器、台・足付容器、台
植物、葉・蔓草、パルメット

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