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多彩釉刻線文鉢

ふりがなたさいゆうこくせんもんばち
管理番号陶162-2088
地域キプロス
時代ビザンティン時代後期
年代13-14世紀
素材陶器
大きさ径 14.4 cm
解説ローマ時代、地中海沿岸では緑釉や褐釉の鉛釉陶器が作られた。7世紀、イスラーム帝国はイラン・メソポタミア世界と地中海世界を統合する政治勢力を作り上げ、西アジア全体の文化が融合することとなった。現在、イスラームの多彩釉陶器はローマの鉛釉陶器の技術伝統の上に成立したと考えられており、ほぼ同じ時代のキプロスでも緑釉や褐釉を散らしかけた多彩釉陶器がつくられた。器形はアイユーブ朝エジプトの台付鉢に類似しており、その影響をうかがうことができる。
分類陶器
キーワード黄 き, 緑 みどり, 茶 ちゃ
はなやか, あざやか
西アジア, キプロス
ローマ・ビザンティン時代, ビザンティン時代
粘土, 陶器
容器, 鉢・碗, 杯, 台・足付容器, 高台
文様, 円・楕円, 格子, 縞
資料ID1937

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