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緑釉貼付文壺

ふりがなりょくゆうはりつけもんこ
管理番号陶161-2037
地域イラン
時代アッバース朝時代
年代750-900年頃
素材陶器
大きさ高 34.9 cm
解説イスラーム世界の経済にとても重要だったインド洋を通る交易のとき、商品を入れる運搬容器として使われていたものです。東アフリカから日本までの各地の港湾都市遺跡で出土しています。日本では福岡県鴻臚館遺跡で数十点の破片が発掘されています。また2009年に奈良県の西大寺で発見された同種の陶器片は西暦768年を示す年紀を記した木簡とともに出土しました。海のシルクロードの終点の一つが奈良時代の日本であったことを示す貴重な資料です。
分類陶器
キーワード白 しろ, 緑 みどり
シンプル, おおきい
西アジア, イラン
イスラーム時代, イスラーム時代前期, アッバース朝
粘土, 陶器
容器, 壺
文様, 線, 曲線, 点
資料ID1936

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