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施釉建築壁面装飾

ふりがなせゆうけんちくへきめんそうしょく
管理番号陶160-2030
地域イラン、チョガー・ザンビール
時代エラム中王国時代
年代前1275-1240年頃
素材陶器
大きさ高 35.5 cm
解説エラムの版図はイラン南西部を占め、前3千年紀からメソポタミアの都市文明の影響を受け、国家を形成した。最盛期のエラム中王国時代、ウンタシュ・ナピリシャ王(前1275-40年)は、チョガー・ザンビールにジッグラト(階段状の神殿)を築いた。この建築装飾の頭部には楔形文字でウンタシュ・ナピリシャ王の銘が刻まれている。釘頭状建築装飾は、なかにホゾを入れて壁面に差し込んで取り付けます。釉薬のかかったやきものは、当時宮殿の装飾などにのみ、使用されていた。当時の人々は壁面を彩る鮮やかな青色に、驚いたことであろう。
分類タイル
キーワード青 あお, 緑 みどり, 橙 だいだい, 白 しろ
おもしろい, おおきい
西アジア, イラン, イラン南西部, チョガー・ザンビール
鉄器時代, エラム王国, エラム中王国
粘土, 陶器
建築材, タイル
文字, 楔形文字
人物, ペルシアの王・支配者
資料ID1935

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