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白地多彩幾何学文皿

ふりがなしろじたさいきかがくもんさら
管理番号陶120-0547
地域イラン北東部
時代サーマーン朝時代
年代10世紀
素材陶器
大きさ径 29.5 cm
解説中央の右卍の4つの端からそれぞれ屈折して伸びる直線で卍を次々に連結しながら器面いっぱいに展開する。その隙間に赤褐色の四角文、さらにその中は白抜きの丸、四隅は円弧文が2重に施されている。神の姿を描くことが禁じられているイスラーム美術では、幾何学文は特に発達した文様のひとつである。数学的に計算された一定のパターンが無限に展開する幾何学文は、神が創造した完璧な世界を暗示するものであり、間接的に神を表現しているのである。
分類陶器
キーワード赤 あか, 橙 だいだい, 紫 むらさき, 黒 くろ
こまかい, あざやか, しんぴてき
西アジア, イラン, イラン北東部
イスラーム時代, イスラーム時代前期, サーマーン朝
粘土, 陶器
容器, 皿, 台・足付容器, 台
文様, 幾何学
資料ID1891

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