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幾何学彩文鉢

ふりがなきかがくさいもんはち
管理番号土047-0340
地域イラン、サキザバード
時代中期青銅器時代
年代前2千年紀前半
素材土器
大きさ径 40.5 cm
解説口縁部は分厚く、外反する。胴部には稜らしきものが確認できる。底は平底である。クリーム色の化粧土上に黒色で菱形のパネル文と格子文、ジグザグ文の彩文が見られる。その他の部分は胎土地の褐色のままであり、化粧土の部分とはコントラストを呈している。表面には調整、磨きの痕跡が著しく残っており、非常に雑な印象を受ける。口縁内部も彩文されている。化粧掛けを一部にのみ掛けて多彩色の効果を出す技法はセキサバードだけではなく北イランのウルミア土器にもみられる。胴部下方には焼成の際にできた焼きムラがみえる。手づくね製。
分類土器
キーワード赤 あか, 橙 だいだい, 白 しろ, 黒 くろ
おおきい, たのしい, あざやか
西アジア, イラン, イラン北西部, サキザバード
青銅器時代, 中期青銅器時代, イラン中期青銅器時代
粘土, 土器, テラコッタ
容器, 鉢・碗
文様, 幾何学, 格子, 波線・ジグザグ, 縞
資料ID1810

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