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はりねずみ形石製品
ふりがな | はりねずみがたせきせいひん |
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管理番号 | 石002-0177 |
地域 | シリア内陸部 |
時代 | 青銅器時代 |
年代 | 前3000-1000年頃 |
素材 | 石 |
大きさ | 長 8.6 cm |
解説 | ハリネズミはヨーロッパ、アフリカ、西アジア、ロシア、インドの草原地帯や乾燥地帯に生息し、昆虫や、ムカデ、カエル、ヘビなどの小動物をエサとする。気温が低くなると冬眠し、沙漠地帯では冬眠と同様の方法で「夏眠」し、熱と干ばつをやり過ごすことができる特性がある。ハリネズミ形の石製容器は、新石器時代(約8000年前)のシリア、ブクラス遺跡で出土している。古バビロニア(約3500年前)の文献には、死者が冥界へ安全に旅立つことを願って、悪しき諸力に見立てたハリネズミを埋葬する疑似埋葬儀礼が行われていたことが記されている。地底に存在すると考えられていた冥界の使者と関連づけられていたようだ。 |
分類 | 石製品 |
キーワード | 赤 あか, 黒 くろ かわいい 西アジア, 東地中海, シリア, シリア北部 青銅器時代 石・鉱物 彫刻・彫像, 動物像 生き物, 四足動物, ハリネズミ |
資料ID | 1343 |