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突起装飾碗

ふりがなとっきそうしょくわん
管理番号ガ021-0251
地域メソポタミアか
時代サーサーン朝時代後期
年代5-7世紀
素材ガラス
大きさ径 9.6 cm
解説淡緑色透明ガラスを宙吹きにしたガラス碗。口縁は研磨処理。円盤状の高台は底部からひねり出し、ポンテ痕は除去されている。ガラスには気泡を多く含み、胴部上半はやや内傾し、ずんぐりした半球状の器形をもつ。胴部中程から下半にかけて68個の突起をつまみ出す。胴部下半を中心に風化が著しいものの、完成品。伝イラン出土の類例が他に2例知られているが、いずれも発掘品ではない。本作は1959年7月に日本人考古学者として初めてイラン北部アムラシュに入った東京大学調査員によって正倉院蔵白瑠璃碗類品とともに我が国へもたらされたものである。
分類ガラス容器
キーワード緑 みどり, 透明 とうめい
やわらかい, きれい, ちいさい
西アジア, イラク, イラン, メソポタミア
ローマ・ビザンティン時代, サーサーン朝
ガラス
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
文様, 点
資料ID122

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