宮本武蔵像

作家情報尾形 探香 OGATA Tanko
作者・作品名尾形探香 宮本武蔵像
ふりがなみやもとむさしぞう
作品名(英)Portrait of Miyamoto Musashi
制作年江戸時代
制作年 西暦19世紀
員数1幅
材質・技法絹本着色
形状掛幅装
100.6
37.2
作品解説 福岡藩御用絵師を勤める狩野派尾形家8代目の探香(1812-1868)が、嘉永6(1853)年から安政3(1856)年の間に、同家5代の守厚による寛延4(1751)年5月の画稿を下絵として描いた武蔵像である。右半身をみせるように斜めに坐し、じっと前を見つめて口を結んだその表情は厳しい。背後には大刀を控え、腰には小刀を差す。脇息の上には筆と硯、巻物が載る。武芸者として生きる一方で、画をよくし、文化人とも交流した武蔵晩年の生活ぶりが示されているのであろう。
備考松浦詮(1840-1908)賛
受入方法購入
資料ID342

PageTop