花鳥図屏風
| ふりがな | かちょうずびょうぶ |
|---|---|
| 作品名 英表記 | Birds and Flowers |
| 作家情報 | 不詳 unknown |
| 制作年 | 室町時代 |
| 制作年 西暦 | 16世紀 |
| 員数 | 6曲1隻 |
| 材質・技法 | 紙本着色 |
| 形状 | 屏風装 |
| 指定 | |
| 署名・年記等 | |
| 大区分 | 絵画 |
| 中区分 | 東洋画 |
| 小区分 | 中世日本 |
| 作品解説 | 土坡には紅白の牡丹が咲き、その手前には雌雄の鶏が向かい合う。画面右端には松樹、その枝には小禽が停まっている。水辺には白鷺がたたずみ、一羽が今まさに飛来している。六曲屏風一双の右隻部分と推測される本図は、一連の伝雪舟花鳥図屏風に準じた構成をとり、岩皴や白鷺などもそれらの花鳥図に共通して見いだせる。牡丹も明画を写したものであるが、力感溢れる鶏の図様については諸本に見当たらない。 画面手前から岩、樹幹、土坡、叢、遠山とモチーフを配し、遠近を表現しようとしているが、その空間処理は成功しているとは言い難い。本図の作者は、一連の伝雪舟花鳥図を制作した画人たちよりも後の世代であろう。 |
| 法量 縦 | 147.8 |
| 法量 横 | 352 |
| 法量 高さ |