老人像
ふりがな | ろうじんぞう |
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作品名 英表記 | Portrait of an Old Man |
作家情報 | 原 撫松 HARA Bushō |
制作年 | 明治39年 |
制作年 西暦 | 1906年 |
員数 | 1点 |
材質・技法 | 油彩・カンバス |
形状 | 額装 |
指定 | |
署名・年記等 | |
大区分 | 絵画 |
中区分 | 洋画 |
小区分 | 近代日本 |
作品解説 | 豊かな白い顎鬚(あごひげ)をたくわえた外国の老人がステッキを手にしてこちらをじっと目つめています。齢(よわい)を重ねた老人の白髪や顎鬚、顔に刻まれた深いしわがリアルに表されています。 原撫松(はらぶしょう)は、1866(慶応(けいおう)2)年に岡山藩士の息子として生まれました。京都府画学校(きょうとふががっこう)で洋画を学んだのち、30歳で上京して肖像画家として活躍しますが、1904(明治37)年に40歳でロンドンに渡って油彩画技法のさらなる習得に励みます。ロンドンでは、はじめレンブラントなどの模写を繰り返していましたが、次第に、重厚なマチエールをもつ独自の作品を制作するようになりました。ロンドン時代のこの作品もまた、微妙な色調の変化が油絵具の塗り重ねによって見事に描き表わされていて、明治の油彩画らしい堅牢(けんろう)さがあります。 |
法量 縦 | 80 |
法量 横 | 56 |
法量 高さ |