「朝鮮政府大改革之圖」

ID04-000-00125
大分類浮世絵
中分類木版
版元辻岡文助
出版年月日明治27年(1894)
刊記「   年八月四日印刷 仝年八月八日発行 日本橋区横山町三丁目二番地 臨写兼発行者 辻岡文助」
画中記事「栄枯盛衰は天下の常なり槿花豈に百年の栄を保たん元来朝鮮國は王妃の閔氏たるが故に其一門は濫りに虎の威を仮りて政権を弄し奸佞日に漫りて忠直跡を絶ち遂に東学党の変乱を来し延て又日清の関係に及ぼしたる等皆是れ閔族の罪なれば大鳥公使は日本を代表して其弊政を改革せん事を請求給りしに国王殿下はその過ちを改むるに吝ならず直に大院君を迎へて新摂政の大任を委ね大院君は其摂政の補粥を許諾すると同時に一大果断を以て先づ王妃を廃位し閔泳駿を遠島に處しその他閔族一門を貶黙して更に在野の人材を登庸し且ツ閔族より私しふ援助を請ひて出兵たる清国兵に向ては其国王より依頼したるに非ざることを証明して撤兵を詔勅し猶此詔勅に対して引去ざれば日本兵の力を借りて退去せしむべき旨を通じ続て内政の整理着々歩を進めたるは是れ啻に朝鮮国民の幸福のみならず大日本帝国の名誉といふべし」
判型大判
品質形状錦絵/三枚続
員数1
地区西小千谷
所蔵者小千谷市
ライセンスCC BY (表示)
データ形式画像
解説明治27年7月、王宮(景福宮)を占領した日本が押し進めた朝鮮政府の内政改革の趣旨を文章で記し、王宮内部の様子を描いた作品。
更新日2025/03/12
キーワード朝鮮

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