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沢山神社の大杉

ID14-999-00004
名称 (かな)たくさんじんじゃのおおすぎ
大分類天然記念物
地区山辺
所蔵者塩殿町内
文化財指定市指定
ライセンスCC BY (表示)
データ形式画像
解説沢山神社は、倍濃川の蛇行部や越後三山を望む山本山高原中腹の沢山ポケットパークの近くにあります。地元では「沢山様」と呼ばれ、水の神様である玉百合姫という蛇を本尊とした小さなお堂が建てられています。大杉はこのお堂に隣接し、神社の目印にもなっています。

大杉は、高が約21m、根元付近の直径が約8.4mです。根元は1本ですが、地際から4本が株立ち、北側面はさらに5本に分かれています。樹冠は直径約20mと近隣の杉の中でも壮大なものです。毎年7月中旬に、神主を呼び、地元有志で神社の祭礼を行っています。

沢山様の名前の由来については、「昔、塩殿と上片貝と山本の三町内の代表が、土地の境界を決めようと、山本山を歩きながら話し合いをしていたところ、なかなか結論が出ず、塩殿の代表者がもうタクサンだといって決めた場所が、今の沢山様になった」という伝承があります。現在もこの場所が三町内の境界で、お堂の部分は塩殿地内に位置します。
更新日2025/03/05
備考文化財指定日 : 1989年7月20日

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