鰐口
| ID | 06-001-00001 |
|---|---|
| 名称 (かな) | わにぐち |
| 大分類 | 美術工芸 |
| 員数 | 1 |
| 地区 | 西小千谷 |
| 所蔵者 | 魚沼神社 |
| コレクション | 魚沼神社 |
| 文化財指定 | 県指定 |
| ライセンス | CC BY (表示) |
| データ形式 | 画像 |
| 解説 | 鰐口は寺や神社の軒先に吊(つ)るされ、参拝者が打ち鳴らすことで来意を告げるものです。 銘文(めいぶん)によると、永享9年(1437年)吉谷村の西片弥三郎光行(にしかたやさぶろうみつゆき)が弥彦大明神(魚沼神社)に奉懸(ほうけん)した鰐口であることがわかります。魚沼神社は天香語山命(あめのかぐやまのみこと)をまつり、元は上弥彦大明神と名乗っていました。 この鰐口は鋳銅製(ちゅうどうせい)で、中心部の撞座(つきざ)は蓮弁(れんべん)を波形(なみがた)に略し、中房には七個の蓮子(れんじ)を小円で陰刻(いんこく)し、その外には細かい放射線で蕊(しべ)をあらわし、その内外を圏線(けんせん)(いずれも線刻)で区画しています。正面外区には次の陰刻銘(いんこくめい)があります。 刻銘は、力強く彫りも深い。総径48.3センチメートル、鼓面径42.8センチメートル。 奉納者の西片弥三郎光行については、この地方の豪族か、小千谷西方の地頭となった武士であったといわれています。 【正面外区刻銘】 南無弥彦大明神 奉懸鰐口越後国魚沼郡吉谷村 永享九年十一月十五日大願主西片弥三郎平光行 敬白 |
| 備考 | 文化財指定日:1982年3月26日 |
| 更新日 | 2025/03/05 |
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