朝日山古戦場

ID13-999-00001
名称 (かな)あさひやまこせんじょう
大分類史跡
面積-
地区東山
所蔵者浦柄史蹟保存会
文化財指定市指定
解説戊辰戦争の際、慈眼寺での談判決裂後に長岡藩の拠点となった朝日山(標高341メートル)は、榎峠などと共に新政府軍に対する軍事的要所でした。

慶応4(1868)年5月10日、長岡、会津(現・福島県)、桑名(現・三重県)の連合軍が朝日山に布陣し、薩摩(現・鹿児島県)、長州(現・山口県)を主力とする山道軍と一週間に渡る激戦を繰り広げます。中でも5月13日未明の長州奇兵隊二百人による攻撃では一層しい戦いが行われ、奇兵隊参謀の時山直八もこの際に戦死しました。

朝日山古戦場には、当時の砲座跡や、河井継之助が築かせたという蠣場の一部が残っています。山頂までの道には小さな墓碑が点在し、ふもとの浦柄(諏訪)神社には、新政府軍の時山直八、旧幕府軍の会津藩・新国英之助ほか20人の墓が建てられています。
更新日2025/04/18
備考文化財指定日:1972年4月1日

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