おっこの木

ID12-999-00006
名称 (かな)おっこのき
大分類建造物
所在地新潟県小千谷市真人町戊2518番地
地区真人
所蔵者個人
文化財指定国登録
ライセンスCC BY (表示)
データ形式画像
解説おっこの木は、慶応3 (1867)年に建てられた真人町若栃地区にある農家住宅で、現在は農家民宿として活用されています。名前の「おっこの木」とは、イチイの木のことをいいす。

建築方法は、主屋から中門が突き出しL字型となる「中門造」と呼ばれるものです。一つの家屋に、生活に必要なすべての部屋を入れたもので、雪国の農家住宅の特徴を色濃く表しています。

主屋は茅葺屋根ですが、今は茅葺の上に金属の板が張られています。主屋の正面に、切妻造妻入の前中門と呼ばれる玄関部分がある典型的な中門造農家で、背面には切妻造の後中門があります。

一階西側と中門二階には座敷があり、床や付書院などに秀逸な造形がみられるなど、当地方の中門造農家の特徴をよく示しています。
更新日2025/04/10
備考文化財指定日 : 2016年8月1日

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