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木造愛染明王坐像

ID06-999-00001
名称 (かな)もくぞうあいぜんみょうおうざぞう
大分類美術工芸
品質形状
員数1
地区川井
所蔵者妙高寺
文化財指定国指定
ライセンスCC BY (表示)
データ形式画像
解説愛染明王坐像は鎌倉時代後期の作といわれ、高さが119センチメートル、檜の寄木造で、美しく彩色されています。獅子冠をいただき、髪を逆立て、三眼をみはり、口を開き、憤怒の表情が活き活きと表されており、六臂(六本の手)には、五鈷杵・五鈷鈴・金剛矢・金剛弓・蓮華の法具をたずさえ、残りの一本の手は拳を握っています。光背と台座は、数々の仏像修理を手がけた新納忠之介(にいろちゅうのすけ)の手により、昭和10(1935)年に作成されました。

寺伝によれば、伊豆(現・静岡県)の田中荘に安置されていたものを、文永2(1265)年、新田氏一族の田中大炊介義房がこの像とともに川井に移り住んだ際、妙高寺を菩提所として創建し、お堂を建てて像を安置したといわれています。

愛染明王は、当地で「あいぜんさま」と呼ばれ親しまれ、また、家内安全、商売繁盛、厄除開運、縁結びの仏としても信仰を集めています。毎月26日を月例祭として開帳を行っています。
備考文化財指定日:1935年4月30日

所在地:新潟県小千谷市川井114
更新日2025/03/05

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