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魚沼神社阿弥陀堂

ID12-001-00001
名称 (かな)うおぬまじんじゃあみだどう
大分類建造物
建築年月日[永禄6年 (1563) または永禄8年 (1565) と推定]
所在地新潟県小千谷市土川2-12-22
地区西小千谷
所蔵者魚沼神社
コレクション魚沼神社
文化財指定国指定
ライセンスCC BY (表示)
データ形式画像
解説魚沼神社の創立年代は明らかではありませんが、もとは「上弥彦大明神」とよばれ、安永9(1780)年に京都の吉田家から、現在の「魚沼神社」と名乗ることを許されたといわれています。中世には上杉家をはじめとした武家の信仰を集めたことから、多くの文化財を所蔵しています。

境内正面の本殿に向かって手前左側にある阿弥陀堂は、高さ約七メートル、縦行約五メートルの三間四方の広さで、一重宝形造茅葺のお堂です。昭和29(1954)年の大規模な解体修理の際、実肘木という部分に「永禄六年乙丑」の文字が確認されました。このことから建築年代は、永禄6(1563)年あるいは干支からみると永禄8(1565)年と推定できます。また、軒の張り出しがきわめて短いことや、正面以外に縁が存在しないことは、豪雪地帯の建物として配慮されたものと推定できます。
 
明治初年の神仏分離で「神輿舎」と改称されましたが、その後ふたたび阿弥陀三尊が安置され、前述の解体修理を機に「阿弥陀堂」の名称に戻したとされています。
更新日2025/04/10
備考文化財指定日 : 1906年4月14日

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