タイ鉄絵合子
| タイトルかな | たいてつえごうす |
|---|---|
| 員数 | 1点 |
| 寸法メ | 口径12.2cm 器高11.5cm |
| 解説 | 筆で描いた文様をもつ釉下鉄絵の合子。蓋と身を合せると球形となり、蓋には蓮の蕾形の鈕(ちゅう)がついています。底部には外側に開いた高台が付けられ、褐釉が施されています。文様は、蓋の頂部と肩部に3重の園線が描かれ、その中に12の窓枠を設けています。窓枠内には交互に花文と斜格子文をそれぞれ3箇所に描き、残りの6箇所の窓枠内は無文としていますが、そこを凹ませて釉溜りができています。身にも口縁部と胴部下位に園線を描き、直接に文様はつながらないが、上下が一致するように同じ文様が描かれています。表面と身の内面に透明の淡緑色釉を施し、蓋の内面は無釉となっています。 鉄絵合子は、タイのシーサッチャナライ窯で輸出用に作られた陶磁器の中では2番目に数が多いもので、日本では「宋胡録(すんころく)」として、茶の湯の器として数寄者の間で珍重されていました。豊後府内町からは、同類の合子が出土し、大友館の庭園跡からも鉄絵小壺が出土しています。 |
| ジャンル | 美術工芸-工芸品 |
