信州戸石合戦図

分類絵図・地図
資料名(ヨミ)シンシュウトイシカッセンズ
寸法54.0×80.0
成立年代不明
公開解説 戸石合戦は、天文19年(1550)に東信濃統治のため、武田晴信(信玄)が村上義信の戸石城を攻めたことで起きた戦いである。この戦で武田軍は、戦況の悪化や1ヶ月以上に及ぶ戦で食糧が足りなくなったことを理由に撤退を余儀なくされ、さらに、1,000人の兵と殿(しんがり)の横田備中守高松が討死したことで、信玄の敗戦は「戸石崩れ」といわれた。
 絵図には、戸石・深沢・下沢の3つの村や沼のほか、戦の概要や両軍の配陣が記されており、赤丸印が武田軍、黒の三角印が村上軍を示している。

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