岐阜市笹土井(居)ヨリ米屋町ヲ望ム

分類古写真
資料名(ヨミ)ギフシササドイヨリコメヤチョウヲノゾム
寸法10.7×16.6
成立年代明治24年
公開解説 濃尾震災による岐阜県岐阜市笹土居町の被害状況を米屋町から撮影したものである。地震と火災によってほとんどの家屋が倒壊・焼失している。地震が起きた時間は、朝食の準備をする時間帯であったため、倒壊した家屋などから出火し市街地の約7割が焼けた。
 濃尾震災は、明治24年(1891)10月28日の午前6時37分に本巣郡根尾村(現在の岐阜県本巣市根尾)を震源として起きた地震である。この地震の規模はマグニチュード8.0で震度は6から7であり、世界最大級の内陸直下型地震といわれている。被害は死者7,273人、全壊・焼失した家屋142,000戸に及んだ。

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