佐藤翠谿筆「淡彩画 狸」

分類絵画
資料名(ヨミ)サトウスイケイヒツ タンサイガ タヌキ
寸法(原寸)111.2×39.0 (外寸)194.5×45.0
成立年代不明
公開解説 佐藤翠谿(1884~1926)は、安八郡浅草村浅草東(現在の岐阜県大垣市南部(浅草・浅西・浅中・横曽根など))で生まれた。名は常吉、号は翠谿・翠谷・幽棲居・寂照という。画家を志望して大垣中学校を2年で退学し、山田松溪に学び、後に四条派の画法を小森呉橋に学んだ。また、大橋翠石の虎画を見て、その画風を慕い、ひそかに師として尊敬していた。翠石の絵を研究することで画風を会得し、翠石に次ぐ虎画家として認められるようになった。作品を、岐阜全国絵画共進会や東京正派同志会絵画展覧会などに出品し、金牌・銀牌・銅牌を受賞した。
 この作品には、狸の淡彩画と、絵の右下に作者名と落款「翠谿 畫 印」が書かれている。

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