林述斎筆「七言絶句 秋初偶書」

分類古典籍
資料名(ヨミ)ハヤシジュッサイヒツ シチゴンゼック シュウショグウショ
寸法(原寸)29.5×20.2 (外寸)130.0×38.8
成立年代不明
公開解説 林述斎(1768~1889)は、岩村藩(現在の岐阜県恵那市岩村町)の藩主である松平乗薀の三男として生まれた。幼名は熊蔵、名は衡、字は徳詮・叔紞・公鑑、号は述斉・蕉隠・蕉軒・天瀑という。幼い頃から書に親しみ、服部仲山や渋井太室らに学んだ。佐藤一斎とは、歳が近く同じ藩で育ったということもあり、互いに学問を究めようと努力を重ねた。また、26歳のころ、林祭主簡順が没し、述斎の人柄と学才に目を付けた松平定信の命によって、跡取りがいなかった林家を相続した。その後、林氏の別邸があった昌平学一帯を幕府へ献上し、学校を増築した。

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