戸田氏共書「題辞 留取丹心」

分類古典籍
資料名(ヨミ)トダウジタカショ ダイジ タンシンヲリュウシュス
寸法(原寸)21.0×38.2 (外寸)103.0×40.6
成立年代大正14年3月
公開解説 戸田氏共(1854~1936)は、大垣藩第9代藩主戸田氏正(うじただ)の五男として生まれ、第10代藩主氏彬(うじあきら)の後を継いで第11代藩主となった。幼名は助三郎、名は氏共、字は士譲、号は研堂(けんどう)という。明治維新後はオーストリアなどで公使を務めたほか、大垣の教育に関する援助に力を入れた。
 この作品は、氏共が71歳のころに書いたものである。南宋末の忠臣である文天祥が詠んだ「零丁洋を過ぐ」という詩が元になっており、「まごころを留める」という意味がある。伊藤信著『梁川星巌翁附紅蘭女史』(大正14年(1925)発行)の題辞。

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