ウグイス
| No | 文143 |
|---|---|
| 資料名(よみ)● | うぐいす |
| 概要 | 名護市広報・市民のひろば2002年(平成14年)1月号掲載。名護市の自然143 |
| 詳細 | 古来より「梅にウグイス」とか「ホーホケキョ」という鳴き声などで、春を告げる鳥として名前の良く知られた鳥であるウグイス(ウグイス科)は、意外にもその姿、形が識別されて見られることは少ないように思えます。ヤブの中に隠れすむことから、その姿を見る機会は少なく、「ホーホケキョ」の鳴き声だけが先行してよく知られているのでしょう。反面、冬季は「チャ、チャ、チャ」という地鳴き(笹鳴き)を行いますが、これすら別の鳥と思われがちなところがあります。しかしながら、方言名では「ダキヌミーチョンチョン」と呼ぶ地域があることから、竹やぶで「チャ、チャ、チャ」と冬の地鳴きをすることは、古来からよく知られていたようです。 最近沖縄島から渡りをしない留鳥のウグイスが発見され、「ダイトウウグイス」と命名されました。これは1930年代に大東諸島で絶減したとされる「ダイトウウグイス」に酷似していることから、沖縄島からの再発見とされ、大きなニュースとなっています。これにまだ研究の余地がありますが、意外にも身近な鳥が、よく調 べられていなかったことになります。 ウグイスは名護市内でも気をつければごく普通に農耕地や森林地域などで見つけることができます。特に冬季には至るところで「チャ、チャ、チャ」と地鳴きが聞こえ、かなりの数が生息しますから、観察は容易になります。これは冬季に冬鳥として朝鮮やシベリアなどの北方産や本州産のウグイスが多数渡来することによるもので、冬季には沖縄産の「ダイトウウグウイス」と混在し、その数が倍加するからです。 (嵩原/01.12) |
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