葉っぱの下に休憩用の網を張っているケアシハエトリグモの若い個体

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続・名護で見つかる珍しいクモ ~ケアシハエトリグモ

No文126
資料名(よみ)●ぞく・なごでみつかるめずらしいくも ~けあしはえとりぐも
概要名護市広報・市民のひろば2000年(平成12年)6月号掲載。名護市の自然126
詳細 久しぶりに、名護でも見つかる珍しいクモを探しに出かけてみましょう。場所は、毎度おなじみの、ナングスクです。今回の目の付けどころは、グスクに上がる道治いで、斜面の上手がえぐられて、少し陰になってぃるところです。頭の上を木が覆っていると、申し分ありません。土手のえぐられたところに、草や木の根が垂れていると、それを利用して造られたクモの網を、まず見つけるようにしましょう。それから、網にそっと近づいて、じっくり探してみよう。体の大きさが1cmくらいで、目が大きくて、脚の先(2節)が細い、スマートないでたちを感じさせるクモがいたら、それが目当てのクモです。ヘツドライトのような2つの大きな目は、ハエトリグモの特徴です。
 ところで、これまでも紹介したことがありますが、ハエトリグモは網を張るクモではありません。どうしてこのクモは網にいるのでしょう。実は、このクモはクモを(も)食うクモなのです。先のクモは、他人(クモ?)に乗り込んで、その網の持ち主を食べてしまい、ちゃっかりそのまま休んでいたのです。それほど頻繁にみつかるクモではありませんが、特異な生態を持ったクモです。
 そうそう、言い忘れていましたが、クモの名前はケアシハエトリグモといいます。
(千木良/00.7)

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