コモウセンゴケ

  • 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

食虫植物のコモウセンゴケ

No文110
資料名(よみ)●しょくちゅうしょくぶつのこもうせんごけ
概要名護市広報・市民のひろば1999年(平成11年)4月号掲載。名護市の自然110
詳細 私たちヒトをも含めた動物は、植物が光合成によって製造したデンプン質や糖類を栄養源として、直接間接に摂取することでしか生命活動を維持することは出来ません。つまり、動物というのは植物なしでは生存し得ない生物ということになるのです。とは言っても、植物は一方的に、動物に食われるだけの全く損な立場にあることもまた、違いないのです。
 ところが、植物の仲間には、このことに憤慨してか、全く逆の立場を取り、これらの動物を食べてしまうものがいます。これがいわゆる食虫植物です。
 コモウセンゴケも立派な食虫植物です。山の尾根でも、裸地が露出する日差しの強い場所や、林道のノリ面などに好んで繁殖しています。
 五百円硬貨大の小さな植物で、ヘラ形の、ロゼツト状の葉の表面から真紅の腺毛をたくさん出し、あたかも、地面から直に紅い花が咲き出してきたように見え、奇妙な姿をしています。顔をよせると、無数の腺毛の間には、小さな虫や昆虫が捕らえられているのが目に入ります。やがて、これらの小動物も、腺毛から分泌される消化液によって浴かされ、栄養分として吸収されていき、生活エネルギーに変えられていくのです。
(比嘉/99.3)

PageTop