ヤマシギ

太った夜行性のシギ・ヤマシギ(冬鳥)

No文107
資料名(よみ)●ふとったやこうせいのしぎ・やましぎ(ふゆどり)
概要名護市広報・市民のひろば1999年(平成11年)1月号掲載。名護市の自然107
詳細 ハトくらいの大きさで、丸々と太ったシギです。全身茶色がかり、背中や翼(つばさ)などに細かな斑紋がでます。くちばしは太く長めで、目の位置が頭部のやや後ろよりにあることから、他の鳥と顔つきが少し異なります。しかもこの鳥は夜行性で、昼はうっそうとした森林内で休息し、夕方近くから活動し始めます。エサを採る場所は、森林地域の近くにある農耕地、果樹園、牧草地、林道わきなどで、草地を歩き回りながらやわらかい地面にくちばしをさしこみ、ミミズや小さな土壌(どじょう)動物などを捕らえてエサにしてしいます。
 本州ではふつうに留烏(りゅうちょう)として生息していますが、県内では典型的な冬鳥として10月頃から渡来し、翌年の3月頃まで森林地域を中心に越冬(えっとう)します。冬季に夜間草むらを歩いていて、突然鳥に飛び上がられて、びっくりすることがしばしばありますが、たいていはこの鳥とみてよいでしょう。なお、県内には県指定天然記念物で同じ夜行性のシギであるアマミヤマシギもすんでおり、冬場は混在して生息します。
(嵩原/98.12)

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