エリグロアジサシ(カモメ科)(右)

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エリグロアジサシ(夏鳥)

No文92
資料名(よみ)●えりぐろあじさし(なつどり)
資料名(英語)Sterna sumatrana/Black-naped tern
概要名護市広報・市民のひろば1997年(平成9年)10月号掲載。名護市の自然92
詳細 「夏鳥」として渡来するアジサシ類のひとつで、大きさは30cmくらいです。全体が白色で、目から後頭部にかけて黒い帯があり、これがちょうど黒い「えり」のように見えるため、和名の元ともなっています。エリグロアジサシ(カモメ科)と同じように夏鳥として渡来するベニアジサシに混じって、岩礁や小さな無人島などで集団営巣地(コ口ニー)をつくって繁殖します。
 卵は1から2卵で、巣材のないむき出しの岩場上に産み落とされます。営巣地に人が近づくとギューイとかギギーとさかんに威嚇飛翔を繰り返します。エサは繁殖地の海岸線をギューイ、ギューイと鳴きながら飛び回り、海中にとびこんでキビナゴなどの小魚類を捕らえます。
 名護市では名護湾や屋我地島周辺などの海岸線近くで、エサを探しまわる小さな群れをみかけることがあり、時にはベニアジサシと混群をつくっていることもあります。
 環境省版や沖縄県版のレッドデータブックの中では「希少種」としてランクされている保護すべき貴重種です。
(嵩原/97・9)

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