天仁屋ウッカーヌビジュル

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天仁屋ウッカーヌビジュル

No百-名-462
資料名(よみ)●てにやうっかーぬびじゅる
概要平成19年(2007)に【市の民俗文化財(有形)】に指定されました。ビジュルとは、海に浮かんでいた石・物を言う石・土中からとびあたった石などと伝えられている霊石を信仰の対象にしたもので、沖縄諸島と八重山諸島に分布します。台地・洞窟・岩陰などのほか、石祠や神殿の中に祀られていて、主に旅の安全や子安を祈願します。「天仁屋ウッカーヌビジュル」は、天仁屋集落の東側を流れるウッカーと呼ばれる川の中に祀られていて、幅82cm、高さ40cmのなだらかな山形の石(砂岩)が川のほぼ真ん中に突き出るように存在します。このビジュルは土手側にあった石が一晩で川の真ん中に移動したものだとも伝えられています。
詳細ビジュルの前には3つのヒヌカン石(火神)と香炉が置かれています。このヒヌカン石は、古老が人の踏んでいない石を海岸から拾い、竹篭で運んできて安置したものだと言われています。ビジュルは、旧暦1月3日のハチウクシ(初起こし)の中で行われるカーウガンの時に拝みます。その際、各家庭から供物を持ち寄り、子孫繁栄・雨乞い・五穀豊穣・海の安全・旅の安全などを祈願します。

「天仁屋ウッカーヌビジュル」は、神体が川の中に存在すること、雨乞いの祈願を行うことなどの特異性がみられ、ビジュルの形式や性格を知る上で貴重な文化財だといえます。また、ビジュルを洪水などから守るために建てられたコンクリート製の囲いも、昭和3年(1928)10月18日に建てられたもので、当時のコンクリート建築を知る上で貴重な資料です。
大分類名護やんばる大百科
中分類名勝・史跡・文化財

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