アカギカメムシ

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アカギカメムシの虫だんご

No文81
資料名(よみ)●あかぎかめむしのむしだんご
概要名護市広報・市民のひろば1996年(平成8年)11月号掲載。名護市の自然81
詳細 5年ほど前の10月に、名護市の主催する自然観察会に参加した事があります。小学生から60代の3名の高齢者も含めて、総勢50名ほどでした。
 参加者は2台のマイクロバスに分乗し、玉辻山をめざしました。車中で、高齢者の方から、昔の自然のようすや伊豆味での藍染の染料作りの話など興味深く間かせてもらいました。
 現地に着いて、子ども達を先頭に頂上をめざして出発しました。その途中、「これは何だ」と全員が立ち止まりました。周りの木に虫の集団がいくつもぶら下がっていたのです。1つの集団で100匹ほどで、それが15ヶ所ほどありましたから全部で1500匹ほどの虫の集団でした。全員驚いて「これは何の虫か」と言いながら写真を撮りました。
 これは、アカギカメムシの虫だんご(集団)でした。ぶら下がつている木は、アカメガシワでした。アカギカメムシは、8月から11月にかけてこのような集団をつくる習性があります。嘉津宇岳でも大きな集団を観察したことがあります。また、アカギカメムシの仲間のナナホシキンカメムシも集団を作ります。
 チョウの仲間には、リュウキュウアサギマダラのように越冬のため集団をつくるのがいますが、このアカギカメムシの集団の理由は、繁殖のためなのか、まだよく分かつていません。
 カメムシは、嫌な臭いを発するので人間からは嫌われていますが、このアカギカメムシは卵を体の下で孵化するまでずっと守っている子ども思いの「子守虫」でもあります。
(与儀/96.40)

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