バーバートトカゲの雄成体

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シイ林の妖精・バーバートカゲ

No文76
資料名(よみ)●しいばやしのようせい・ばーばーとかげ
概要名護市広報・市民のひろば1996年(平成8年)6月号掲載 名護市の自然76 
詳細 「バーバー」という変わった卜カゲの名前ですが、これは欧米の著名な研究者名にちなむもの。奄美大島で採集された標本に基づいて1912年に新種として発表されたのです。ところが、沖縄島にいることが記録されたのは約半世紀後の1957年。正確に記すと、名護市(当時は羽地村)源河で1956年8月19日に採集されています。
 同じ卜カゲ属のオキナヮトカゲに似ていますが、幼時期は尾が鮮やかな紺色(オキナワトカゲは青色)で、体を縦に走る白線は黄金色(オキナワトカゲは白色)に輝きます。これは写真だけでは区別が難しいが両種を並べてみるとはっきりとわかります。また、オキナワトカゲは低平地に生息ていますが、バーバートカゲは自然度の高いシイ林にしか生息していません。しかし、シイ林が減少していくとバーバートカゲはいなくなります。かわりに林道などからオキナワトカゲが進出してきます。さらにそれを追うようにトカゲ類を食べるマングースが入つてくるというのがすじ書きになっています。
 気のせいか、名護市の動物調査では卜カゲよりもマングースを見る機会が多くなっています。あの鮮やか な紺に黄金色のストライプをしたバーバートカゲ。森の妖精のようです。
(当山/96.5)

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