ティラピアの育児

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育児熱心なティラピア

No文71
資料名(よみ)●きょういくねっしんなてぃらぴあ
概要名護市広報・市民のひろば1996年(平成8年)1月号掲載。名護市の自然71 
 
詳細 源河川や羽地大川などの河口域には、川底にまるい穴がたくさん切られ、大きな魚が出入りしています。ティラピアの巣です。オスが巣をつくってメスを誘い入れ、新婚生活をはじめるのです。生んだ卵はメスが拾い集めて口の中でふ化させます。ふ化後1週間ぐらいたつと、子供たちは親の口から出て餌を食べます。しかし、川には小魚をねらうものも多いので、母親はかたときも子どもから目を離すことはありません。他の魚が近寄ると母親はヒレを逆立てて追い払います。それでも相手が立ち去らないと、子供たちを口の中にいれて安全な場所ヘ避難させます。育児期間中、母はろくに食事もしないので、子供たちが親ばなれするころにはやせほそっています。
 ティラピアは昔から沖縄にいたのではありません。古里はアフリカ大陸です。1954年に食用魚として移入されました。名護ではティラピアを「タゴ」とも呼びますが、それはティラピアを導入した米国民政府のタガート氏の名前に由来するようです。汚水に強く、繁殖力も旺盛なので急速に増え、今では沖縄の代表的な魚になっています。名護市内の川にはモザンビークティラピアとナイルティラピアの2種類が生息しています。
(幸地/95.12)

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