リュウキュウヤマガメ
| No | 百-名-33 |
|---|---|
| 資料名(よみ)● | りゅうきゅうやまがめ |
| 別名 | 国指定天然記念物(動物) |
| 概要 | 昭和48年(1973)に【市の天然記念物(動物)】に指定された後、昭和50年(1975)に【国の天然記念物(動物)】に指定されました。背甲は低く、背甲と腹甲は固着し、体色は黄褐色をしているヤマガメです。ヤンバルガーミの名で親しまれています。半水性でミミズや地中に住む昆虫類のほか植物の芽や種実を餌にすることが知られていますが、詳細な習性等はよく知られていません。 |
| 詳細 | リュウキュウヤマガメの生息地は、沖縄本島北部、渡嘉敷島および久米島の森林地帯で、この地域の固有種です。近似種は中国大陸南東部からベトナムにかけて知られていますが、南西諸島や台湾などには分布していません。動物分布上貴重な種ですが、最近は愛がん用として不法に捕獲され商取引きの対象とされているので、地域を定めず指定されています。ヤマガメ科の仲間で、ほとんど陸地上で生活し、水中に入ることはきわめて希です。そのため指跡に大きな爪をもち、みずかきの発達が悪いようです。甲の大きさは11~13cmで、3つの縦の隆起があり後ろの縁はひどくぎざぎざになっています。甲らの色は褐色又は赤褐色で、腹の甲は黒褐色、縁は黄色を呈しており、全体的にごつい感じがします。渓流周辺の岩のくぼみや倒木に潜んでいることが多く、食べ物は、ミミズ、カタツムリ、昆虫、草木の種実などで、雑食性です。6~ 8月に長径約4.5cm、短径約2.4cm、重さ7.5g内外の卵を2~ 5個産むことが知られています。 屋外に捨てられた外来種のカメと交雑してしまう事例が知られていて、野外でリュウキュウヤマガメとヤエヤマイシガメ(沖縄島では外来種)の雑種が見つかることがあります。雑種は子孫を残す能力を持っていないため、親のリュウキュウヤマガメは繁殖の機会を失ったことになります。このような雑種が増えることによって、リュウキュウヤマガメの絶滅のリスクが高まることにつながるのです。 【関連キーワード】カメ、遺存 |
| 大分類 | 名護やんばる大百科 |
| 中分類 | 名勝・史跡・文化財 |
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