十二支の由来01
十二支の由来
No | 百-名-399 |
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資料名(よみ) | じゅうにしのゆらい |
概要 | この話は本土のものと共通するもので、沖縄全域で聞かれるものです。 |
大分類 | 名護やんばる大百科 |
詳細 | あらすじ 昔、ネズミと猫は仲の良い友だちだった。 あるときに神様がネズミを呼んで、「十二支の神様を授けるからみんなを呼んでこい」といった。 ネズミは、「はい承知しました」といって、牛、虎、兎、龍、ハブ、馬、羊、猿、鶏、犬、猪に、「明日、神様が十二支の神を授けるから神様の家にきなさい」といった。 一番早く起きたのが牛で、「私は歩くのが遅いから」と、朝早く起きて歩き出した。 ネズミは智恵があるので、牛の角に乗って行って、神様の前に行くと、ヒョイと飛び降りて、「はい着きました」といったので、ネズミが子の神様になった。 次に着いたのが牛で、丑の神様。次に虎。次に兎。次に龍。次にハブ。次に馬。次に羊。次に猿。次に鶏。次に犬。次に猪。 と、みんな各々の神様になった。 すると猫が一人でさびしくしているので、「おまえは、なぜこなかったのか。ネズミから聞かなかったか」といった。 猫は怒って、「ネズミは私に何も言わなかった」と、ネズミを見つけて、食った。 食べるとおいしかったので、それから猫はネズミを食べるようになった。 語り 山本川恒さん 13,4才のころ、道普請のとき 字の年寄りからの伝承 (聴取)1984年8月22日話者自宅にて |
中分類 | 民話・伝承話 |
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