冬の鳥2・ガンカモ類の話
| No | 文48 |
|---|---|
| 資料名(よみ)● | ふゆのとり2・がんかもるいのはなし |
| 概要 | 名護市広報・市民のひろば1994年(平成6年)2月号掲載。名護市の自然49 |
| 詳細 | 冬になると、沖縄にはどっとガンカモ類がやって来ます。こうしたガンカモ類は、マガンやヒシクイなど大型のガンの仲間から、中型のヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、キンクロハジロ、小型のコガモなど、その数は20種類以上になります。中には1992年に、我部祖河の水田に渡来したアカツクシガモのように、まれにしか見られない種類もいます。 大部分のガンカモ類の繁殖地は、ユーラシア大陸の中央内陸部や、北部のツンドラ地帯です。ここから約3千km余りも長い旅を続けて沖縄にやってきて、河□干潟、ダム湖、内海、水田などで冬を越します。冬場のバードウォッチングは、北の国からどんな珍客が訪れるかが楽しみのひとつです。 一方、沖縄で繁殖するガンカモ類は、カルガモ、オシドリ、マガモ(大東諸島で繁殖し、一部冬烏)などわずか4種類程です。その代表的種類のカルガモは、大きさ約60cm、くちばしの先端の黄色がよく目立ちます。県内各地で普通に繁殖していますが、名護市では最近の繁殖記録はなく、冬鳥として他のカモ類に混じって渡来することが多いようです。かつての羽地や久志などの水田地帯では、繁殖している様子や、小さな群れで植物質のエサをついばむ姿を見かけた方も多いと思います。現在では小さな湿地や沼地、河川治い、内海などで時折見かけられる程度です。(嵩原) |
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