水田

村田尚史

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水田

No百-名-262
資料名(よみ)●すいでん
別名ターブックヮ
別名(よみ)●たーぶっくゎ
資料名(英語)●Rice field
概要沖縄では水田地帯のことをターブク、ターブックヮなどと呼び、やんばる(沖縄本島北部)の水田地帯としては、羽地ターブックヮ(名護市)などが有名です。今では少なくなってしまった水田ですが、かつてのやんばるでは、山を背後にした谷間(マタ)を流れる川を中心に集落が発達し、その海側の低地には水田が広がっているのが基本でした。水田には、水を取っている周辺の川にはあまり見られない特有の環境があり、稲作文化とともに進化してきた動植物による水田生態系が見られます。
詳細沖縄の水田でも、九州以北と同じように、メダカやドジョウ・フナなどの魚類や、トンボなどの昆虫、カエルやヘビなどの両生爬虫類、スズメやアオサギなどの鳥類が見られ、イメージ的にはそれほど変わらないかもしれません。しかし、水田地帯に生息している魚類のうち、メダカ(ミナミメダカ琉球型)やドジョウ(ヒョウモンドジョウ)、フナ、リュウキュウタウナギなどは、琉球に固有の遺伝的特徴を持つなど、九州以北で見られる種と似て異なる生きものたちです。

こうした水田の生きものたちは、水田環境の減少により絶滅が心配されている種が多い点でも、全国的な傾向と一致していますが、沖縄の水田地帯には、さらにティラピアやグッピー、カメ類などの外来種が侵入して大繁殖しており、在来種の絶滅に拍車をかけています。

なお、一年中暖かい沖縄では、冬を越すために沖縄にやってくる渡り鳥たちの餌場や休息地として、水田も重要な役割を果たしています。
大分類名護やんばる大百科
中分類生きものたち

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