モクズガニ

村田尚史

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モクズガニ

No百-名-249
資料名(よみ)●もくずがに
別名ウリガイ、キーガニ、タカヌガニ など
別名(よみ)●うりがい、きーがに、たかぬがに など
資料名(英語)●Japanese mitten crab
概要日本各地に分布していますが、沖縄の川でも淡水域で見られるカニの代表格です。琉球列島のモクズガニは他と遺伝的な特徴が異なることが知られています。甲幅が10cm程度になり、昔から食用にされてきましたが、近年は大型個体が減っているとされています。川の中流~上流で見られますが、秋から冬にかけて産卵のために川を下って海へ出ます。多くの川が発達している沖縄島北部(やんばる)では、この時期にモクズガニ漁を行っていました。海で生まれた子どもは、浮遊生活を経て稚ガニとなり成長しながら川を上って上流を目指します。大型個体は川の様々な場所にいますが、甲幅1cmほどの小さなカニは早瀬の石の下からよく見つかります。
詳細オス、メスともにハサミには毛が生えていますが、オスの方がより毛深くなります。脱皮後の個体は体がやわらかいですが、この毛が白っぽいので、さわらなくても見分けられます。沖縄では、川を下ることから「ウリガイ(下りるカニの意)」、タカ(サシバ)の渡りの頃に川を下ることから「タカヌガニ(鷹の蟹)」、ハサミに毛が生えていることから「キーガニ(毛蟹)」など様々な名で呼ばれ、昔から地域に親しまれてきたカニです。
大分類名護やんばる大百科
中分類生きものたち

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