唐箕

ID1816
機関記号1700188
資料名(よみがな)トウミ
点数1
型式・様式京屋型
材質
収集場所奈良県磯城郡川西町保田
使用年代江戸(幕末)~大正
寸法(高さ、縦)cm132.00
寸法(幅、横)cm188.00
寸法(奥行き)cm62.00
製作場所大坂農人橋2丁目(墨書)
資料解説 胴体(起風胴)内の4枚の羽(扇板)を、把手を回して回転させて人工的に風を起こし、漏斗から穀物を適量ずつ連続的に落下させます。漏斗部から落ちてくる穀粒に風を吹きつけ,重い実は選別胴の一番手前(一番口)、粒の小さいもの(未熟なものや割れたもの)は二番目の口(二番口)へ、軽い殻・塵は三番口(末端の四角い排風口)から排出される仕組みになっています。
 

資料説明詳細 中国から伝来した農具で、江戸時代前期には日本に伝えられていたものと思われます。『会津農書』(貞享元年=1684)に「颺扇」の名がみえ、また正徳2年(1712)年の『和漢三才図会』では、唐箕の図をのせ、その構造が説明されています。
 唐箕が普及する以前は、箕を用いて自然の風を利用し、上からふるい落としたり、煽ったりして選別作業が行われていましたが、唐箕を用いることで選別作業効率が格段に上がりました。大正期頃までは、農家にとって高価なものだったので、大切にあつかわれ、大百姓が所有して小作人に貸し出したり、数軒で共有する例もありました。産業技術の導入によって、小型化が図られ安価になると、各農家で所有されるようになりました。昭和30~40年代に、動力による選別機が本格的に普及するようになると、その姿を見かけることは殆どなくなりましたが、現在でも、自家用の大豆の選別などに用いているという農家もあります。

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