思ひ出
| 資料名(ヨミ) | オモイデ |
|---|---|
| 副書名 | 抒情小曲集 [增訂新版] |
| 編著者 | 北原白秋∥著 |
| 発行日 | 1925/07/03 |
| 出版者 | アルス |
| 出版地 | 東京 |
| 版表示 | 増補訂正 |
| 関連人物 | 北原 白秋 |
| 資料コード | 29060 |
| 目次 | 序詩 骨牌の女王 金の入日に繻子の黑 骨牌の女王の手に持てる花 燒栗のにほひ 黑い小猫 足くび 小兒と娘 靑い小鳥 みなし兒 秋の日 人形つくり くろんぼ 斷章 一、今日もかなしと思ひしか 二、ああかなしあはれかなし 三、ああかなしあえかにもうらわかき 四、あはれわが君おもふ 五、暮れてゆく雨の日の 六、あはれ友よわかき日の友よ 七、見るとなく涙ながれぬ 八、女子よ汝はかなし 九、あはれ日のかりそめのものなやみ 十、あはれあはれ色薄きかなしみの葉かげに 十一、韈を脫ぐ君のひとみの 十二、女汝はなにか欲りする 十三、惱ましき晩夏の日に 十四、わが友よ 十五、あはれ君我をそのごと 十六、哀知る女子のために 十七、口にな入れそ 十八、われは思ふかの夕ありし音色を 十九、ああさみしあはれさみし 二十、大空に入日のこり 二十一、いとけなき女の兒に 二十二、わが友はいづこにありや 二十三、彌古りて大理石は 二十四、泣かまほしさにわれひとり 二十五、柔かきかゝる日の 二十六、蟬も鳴くひと日ひねもす 二十七、そを思へばほのかにゆかし 二十八、あはれあはれすみれの花よ 二十九、梅の果に金の日光り 三十、あはれさはうち鄙びたる 三十一、いまもなほワグネルの調に 三十二、わが友は 三十三、あはれ去年病みて失せにし 三十四、あああはれ靑にぶき救世軍の 三十五、緣日の見世ものの 三十六、鄙びたる銳き呼子 三十七、あはれあはれ色靑き幻燈を 三十八、瓦 の火のひそかにも 三十九、忘れたる忘れたるにはあらねども 四十、つねのごと街をながめて 四十一、かかるかなしき手つきして 四十二、あかき實は草に落ち 四十三、葬のかへさにか 四十四、顏の色蒼ざめて 四十五、長き日の光に倦みて 四十六、かなしかりにし昨日さへ 四十七、癈れたる園のみどりに 四十八、なにゆゑに汝は泣く 四十九、あはれ人妻 五十、いかにせむ 五十一、色あかき三日月 五十二、柔らかなる日ざしに 五十三、われは怖る 五十四、いそがしき葬儀屋のとなり 五十五、明日こそは面もあかめず 五十六、色あかきデカメロンの 五十七、あはれ鐵雄 五十八、ほの靑く色ある硝子 五十九、薄靑き齒科醫の屋に 六十、あはれあはれ灰色の線路にそひ 六十一、新詩社にありしそのかみ 過ぎし日 泪芙藍 銀笛 函 陰影 淡い粉雪 穀倉のほめき 初戀 泣きにしは 薊の花 カステラ 散歩 隣の屋根 見果てぬゆめ 高機 歌ひ時計 朝の水面 靑いソフトに 意氣なホテルの 霜 時は逝く おもひで 紅き實 車上 身熱 梨 鷄頭 椎の花 男の顔 水ヒアシンス 鵞鳥と桃 胡瓜 源平將棋 朝 人生 靑き甕 赤足袋 大人とならばいかにせん あかき林檎 恐怖 乳母の墓 性の芽生 石竹のおもひで 幽靈 願人坊 あかんぼ ロンドン 接吻 汽車のにほひ どんぐり 赤い木太刀 糸ぐるま 水面 毛蟲 かりそめのなやみ 道ぐさ 螢 靑いとんぼ 猫 おたまじやくし 銀のやんま にくしみ 白粉花 水蟲の列 いさかひのあと 爪紅 夕日 紙きり蟲 わが部屋 監獄のあと 午後 アラビヤンナイト物語 敵 たそがれどき 赤い椿 二人 たはむれ 苅麥のにほひ 靑い鳥 TONKA JOHNの悲哀 春のめざめ 祕密 太陽 夜 感覺 晝のゆめ 朱欒のかげ 幻燈のにほひ 雨のふる日 ボール 尿する和蘭陀人 水中のをどり 怪しき思 金縞の蜘蛛 兄弟 思 水銀の玉 接吻の後 たんぽぽ 柳河風俗詩 柳河 櫨の實 立秋 水路 酒の黴 一、金の酒をつくるは 二、かしらの花の實になる 三、酒袋を干すとて 四、酛すり唄のこころは 五、麥の穗づらにさす日か 六、人の生るるもとすら 七、からしの花も實となり 八、櫨の實埰の來る日に 九、ところも日をも知らねど 十、足をそろへて磨ぐ米 十一、ひねりもちのにほひは 十二、かすかに消えゆくゆめあり 十三、さかづきあまたならべて 十四、その酒のその色のにほひの 十五、酒を醸すはわかうど 十六、ほのかに忘れがたきは 十七、酒屋の倉のひさしに 十八、カンカンに身を載せて 十九、かなしきものは刺あり 二十、目ざまし時計の鳴る夜に 二十一、わが寐る倉のほとりに 二十二、倉の隅にさす日は 二十三、青葱とりてゆく子を 二十四、銀の釜に酒を湧かし 二十五、夜ふけてかへるふしどに 酒の精 紺屋のおろく 沈丁花 NOSKAI かきつばた AIYANの歌 曼珠沙華 牡丹 氣まぐれ 道ゆき 目くばせ あひびき 水門の水は 六騎 梅雨の晴れ間 韮の葉 旅役者 ふるさと 補遺 おもひで 星 明日 夢 天童 今日よりは 天竺 海 夜 七つの駒 旅役者 たそがれどき 泉の子 山 囚人 夜學 柿の實 性の芽生 母 手燭 瞳 色かへ花火 きらひ 肉桂紙 手まり唄 TONKA JHONの悲哀 内氣 弟よ日も暮れぬ ふさぎの蟲 密偵 斷章 六十二、かくまでもかくまでもわかうどは悲しかるにや 六十三、かかる窓ありとも知らず 六十四、わかうどのせはしさよ 六十五、夕暮のものあかき空 六十六、夕日はなやかに 六十七、美くしきソフイヤの君 六十八、失くしつる 六十九、わが友よ、夜の汽車の 七十、淸しさよ、わかうどの朝の瞳の |
