和辻哲郎全集

資料名(ヨミ)ワツジテツロウ ゼンシュウ
編著者和辻哲郎∥著
巻次第 3巻
発行日1962/01/08
出版者岩波書店
出版地東京
版表示[初版]
関連人物和辻 哲郎
資料コード24835
目次<日本古代文化>
新版序
昭和十四年改稿版序
改訂版序
初版序
第一章 上代史概観
 一 日本民族の由来
 二 魏志倭人伝
 三 記紀の伝承との比較
 四 銅鉾銅剣と銅鐸
 五 国家統一と考古学的証跡
 六 朝鮮への進出
 七 古墳の遺物
 八 朝鮮出征直後の時代
 九 六朝技術摂取の時代
 一〇 仏教渡来前後の時代
第二章 漢文化の日本化過程
 一 漢文化の運搬者としての帰化人の痕跡
 二 漢人移住の伝説
 三 氏姓制度
 四 漢字の習得
 五 上代日本文の成立過程
 六 帰化人と技芸
 七 伝説歌謡における外来的要素
第三章 古事記の芸術的価値
 一 古事記の成立年代
 二 文芸的作品としての構図
 三 文芸的作品としての特徴
第四章 歌謡
 一 国民文芸としての上代歌謡
 二 上代歌謡の特質
 三 形式の発展
 四 歌謡に現われたる上代人の感情
 五 湿やかな心情
第五章 上代の宗教、道徳、美術
 一 信仰と親和
 二 道徳思想
 三 造形美術

<埋もれた日本>
第一部
 巨椋池の蓮
 京の四季
 二条離宮の障壁画
 新しい様式の創造
第二部
 『菊と刀』について
 若き研究者に-ヒミコ女王の国ヤマトについて-
 埋もれた日本-キリシタン渡来時代前後における日本の思想的情況-
第三部
 漱石に逢うまで
 漱石の人物
 藤村の思い出
 藤村の個性
 露伴先生の思い出
 歌集『涌井』を読む
 杉先生の思い出
 大田正雄君の思い出
 野上さんのこと
 児島喜久雄君の思い出
第四部
 われわれの立場
 民族的存在の防衛
 私の信条
 あとがき

吉川哲史「解説」

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